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2016/07/24

しおんちゃんの頑張った記録~⑥終末医療の選択

6/6(月) 夜、陰部がいつもの倍くらいの大きさに肥大。
腫れている、というよりは、電球のソケットのような感じに出っ張って「目立つ」という状態。
強い痛みはないようだったけど、そう言えば少し前からいつものようにペタンと横になって眠っていなかったように思う。

6/7(火) 朝起きたら陰部が赤く腫れあがり、激痛が始まっていた。
遠くのかかりつけ医に私だけ通院し、様子を話して局所麻酔軟膏を出してもらう。体重817g。

最重要確認事項6

翌日になっても局所麻酔軟膏が効かない。排泄は激痛。
普通に立った姿勢では炎症患部が床についてしまって痛いので、競馬の騎手のようにお尻を高くした恰好を保っていなければならなくなる。
楽な姿勢がとれないので眠れない。痛みと疲労で消耗が激しい。食欲が落ちる。

転院先の先生は、あれこれせずに見守るだけ、という考え方で徹底していた。
そういう考え方もあるだろうし、草食動物はもうダメだと自分で思ったら自分で死を選ぶというのも聞いたことがあったけど、目の前で、片時も休みなく激痛と闘うしおんちゃんをただ見守っているだけというのは、モルを初めて見送る私にはつらすぎた。

排泄で悲鳴を上げるのも、食べられなくなっていくのもつらかったけど、見ていて一番つらかったのは眠れないこと。休めないこと。
私も眠れなくなり、2時間眠ると目が覚めるようになった。
起きて様子を見に行く度に、眠りたいけど眠れないしおんちゃんを見て、眠った自分に罪悪感を覚えた。

競艶2

6/8(水) どうしようもなくなり、近い方の病院に通院。
レントゲンで4.5×4.9mmの結石を確認。たった2週間で直径が2倍以上に大きくなってしまった。
消炎効果のある抗生物質のパウダー薬を出してもらう。体重797g。

エコノログサ15

「治療の苦痛の意味を理解できないこの子たちに、完治の見込みの低い手術はしない。
出来るだけ自然に見守って、いよいよになったら安楽死を視野に入れても良いのではないか。」

みんなが元気だった頃、私はそんな風に漠然と考えていたけど、実際にこうなってみると、状態は頭で考えていたほどシンプルではないし、いつがその「いよいよ」の時なのかわからなかった。
しおんちゃんは激痛の中でもなんとか食べようとしていたし、前を向いていたから。

同居12

この日の夜、初めて手術について考える。

「苦しませたくない」というのがこの時の私の一番の望みで、正直な気持ちだった。
だけど、安楽死は選べない。
そう思った時にふと、「緩和ケア」の選択肢の一つとして手術というのはありなのではないか?という考えが浮かんだ。

現状、激痛が続いていて、食べる、出す、眠るという基本的な生命活動が困難ですでに最悪の状態。
炎症の原因は外側のことではないので、外用薬で解決できる問題ではない。
この先、明るい見通しがなく、その先に待っているお別れは時間の問題。
どのみち痛みから救ってあげることが出来ないのなら、可能性がゼロではない手術の痛みの方が前向きなのではないか?

なんちゃって七草7

6/9(木)パウダーのお薬が効いたようで、見た目には腫れが若干落ち着いたようだけど、激痛は変わらず。
しおんちゃんと何度も何度もお話しして、(もちろんしゃべってるのは一方的に私だけど、)手術の方向で行こうという気持ちは変わらずに1日を過ごす。

ずっと力んで競馬の騎手のような姿勢をしている負担が足に出て、夜、右足の甲が紫色に変色。
痛みなのか?しびれなのか?違和感があるようで執拗に舐める。
陰部の腫れは少し引いたけど、夜、炎症の赤味がひどい部分の一部が裂けて少量出血する。

激痛と闘いながらも、この日の午後、届いたばかりのオーツヘイを美味しそうに食べた。
その姿を見ていて、しおんちゃんの強さを感じ、手術も頑張れるんじゃないかという気がした。

新キャラ5

6/10(金) 朝、先生に手術の意向を電話で伝える。
この日はほとんど食べられず。
「最後の賭け」と言うにはリスクが高すぎるので、もともとお別れも覚悟しての手術なのだけど、それでも、食べられない状態で手術に臨むことを迷う。

夜、手術についての最終的な相談で私だけ通院。
対症療法での緩和ケアには限界が来るし、その先に明るい材料が全く見つけられない。
先生ともう一度話し合い、リスクは高くても、今の状態では手術をすることの方が前向きであるというところに行き着く。
最悪のシナリオとして、回復につながらない「緩和ケア」という形になるとしても、前を向いて進むしかないように思えた。





⑦につづくでち!
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